<< できない子には「途中がない」 | main | 俺は夢の中にいた(回顧録  >>

回顧録を綴るにあたり

久しぶりにブログを書く。俺がブログを書き始めたのは楽天ブログだった。10年前、2006年に塾を開いてから間もなくのことだった。その後、このジュゲムのブログに移り、ほぼ毎日のようにブログを書いてきた。塾の営業や宣伝が目的ではなく、むしろ言葉にするのが憚れるような清廉な理想や怒りに任せた本音の言葉をこれに叩きつけたかったので、匿名「ロカビリー」でずっと書いてきた。特に誰に向けて書いてきたわけではないが、誰かに読んでもらえたら、届いたら・・・そんな気持ちで書いてきたところはある。知り合いもなく個人塾を1人ではじめた俺にとって、このブログは唯一の「対話の時間」だった。文字になった己の内心つまり自分自身との対話であり、内観の機会であった。

そうするうちにアクセス数、つまり読んでくださる人の数が増え、俺が刺激を受けてきた全国の辣腕塾長たちに見つけていただき、ご紹介いただいた。それでまたさらに読んでくださる人が増え、直接会いに来てくださる人、俺が訪問させていただく間柄になる人までご縁ができた。言いたいことを言い、書きたいことを書いてきた結果として、市井の凡百な塾長としては分不相応で過分な評価をいただいてきた反面、いろいろなところで厳しいご批判やお叱りも受けてきた。これはリアルでも同じ。時代に逆行したような塾を運営し、子どもや保護者、地域に対して時として対決姿勢でやってきたので、ありがたい支持をいただいてきたけれども、恐らくは俺の塾の方針や塾そのものをよく思っていない人たちもいるはずである。いつの時代でも、どんな場所でも、明確な発信には明確な賛否が生まれる。

しかしそれらすべてが俺の塾である。

この3月、第9期生7名を送り出したところで俺は1つの区切りを迎えた。俺が開いた塾は、若き塾長によってセカンド・チャプターがはじまる。

そこで今回、回顧録として第1期生から9期生までの指導を、鈍行列車で故郷を訪ねるようにのんびりと綴りたい。四季が巡るように、塾長の内面にも時期に応じてさまざまな変化が訪れる。とても小さな地域の、さらに小さな個人塾の塾長の話ではあるが、これもまたどこかの塾長、1年目の方、5年目の方あるいは10年目の方の目に留まり、わずかでも心にひっかかり、お役にたてれば幸甚である。
ロカビリー * - * 20:29 * comments(4) * -

コメント

ロカビリー先生
恥を忍んで申し上げます。以前「先生とお近づきになりたい」などと自惚れたコメントをし、先生のお怒りを買ってしまったのっちと申します。

先生のブログやツイッターを読んで知っていたこととは言え、先生が塾から離れられるのは本当にさびしい限りです。

誠に自分勝手ではありますが、先生のブログは私にとって、常に「お前は本当にそれでいいのか?」「お前は何をしたいのだ?」「そうだ、それでいいのだ」と叱咤激励してくれる存在でありました。

ただ漫然と塾講師として働いていた自分にも、「こうすべきではないか?」と考えることが増えてきた矢先、先生のブログを読み、ハンマーで頭を殴られるような衝撃を覚えたのと同時に、先生の一言一言に背中を押していただいているかのような感覚になったのを、昨日の様に思い出します。

それから一人で勝手にのぼせ上がり、当たって砕けろ、のつもりで先生にメールアドレスなどを送りつけ、先生のお怒りを買う、ということも・・・(その節は大変失礼をいたしました)。

ただでさえ人生を遠回りしながら40歳を過ぎ、今の所属する塾長の体たらくに嫌気がさし、独立を考えている私にとって、先生のブログはバイブルです。

願わくば、このブログが永遠に残ってほしい、ずっと読み返して自分への戒めとしたい、などと思っております(これまた勝手ですいません)。そして今後お書きになる回顧録も。

京都の片田舎から、先生が進まれる次のステージに幸多からんことをお祈りいたしております。本当にありがとうございました。どうぞお元気で!
Comment by のっち @ 2016/03/29 2:38 PM
のっちさん

コメントありがとうございます。たぶん、以前も同じようなやりとりをした覚えがありますが、私はのっちさんのコメントに対して怒りを覚えたり、不快を感じたりした記憶は一切なく、もしかしたらどなたかとのやり取りとお間違えになっているのではないかと思っております。したがいまして、仰るようなご心配はいりませんのでどうかお気になさらないでください。

ブログはせっかく書いてきたので、しばらくは残しておくつもりです。
Comment by ロカビリー @ 2016/03/30 1:17 PM
早速のお返事ありがとうございます。また、たびたび謝ってばかりですいませんでした。(といってまた謝ってますね)

実は私のコメントで一件だけ、すぐに削除されてしまったものがあるのです。それについてのお詫びでした。

でも先生のお優しい言葉に、自分がなんだかうれしいような恥ずかしいような情けないような・・・。

兎にも角にも、私はずっと先生の一ファンであり続けます。ありがとうございました!
Comment by のっち @ 2016/03/31 1:36 PM
管理者の承認待ちコメントです。
Comment by - @ 2016/10/07 1:30 PM
コメントする









このページの先頭へ