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ヤンチャなテキスト

さすがと思うのは
ブログをやってらっしゃる塾長の方々には塾用のテキストや市販の参考書に非常に詳しい方がいらっしゃる。

自作テキストの塾もあると思うが、やはり圧倒的に塾用のテキストを使用する塾の方が多いはずだ。

塾テキストの会社も、人材の流出や循環を繰り返しているのかなと思うのは、同じ会社の同じテキストであっても、改訂期に突如内容が悪くなったり、その逆もあることだ。
それを知らずにいると、毎年のように年明けあたりから業者から送られてくる大量のテキスト見本を見て「ああ、今年もあのダサい『ガンバルマンテキスト(仮称)』を送ってきやがったな。こんな使えねえのゴミになるだけだから送って来んなよ。」などとボヤきながら、中も見られずにダンボール箱の中に放り投げてしまう。

ところが実はそのテキストがもの凄くよかったりする。
俺は英語の担当だったので、10年前ぐらいの感覚でいたらえらいことだ。
同じ名前でも内容がガラリと変わったり、絶版になっているものもある。

約10年前、中学生用の英語テキストでとんでもなく難しいものがあった。
「コンプリート」というテキスト、というよりページを開くといきなり問題が始まっているので問題集といったほうがいいか。

これはかなり強烈で、英語の内容ははっきり言って、難易度の低い大学入試の問題よりも難しい(笑)。当時、中3の特進クラスで使用していた。その後すぐに絶版となり、テキスト変更を余儀なくされ、正進社の「実力完成問題集」を採用した。これもなかなかヤンチャな問題集で、新しい文法を勉強したいのにまだ習っていない単語がバンバン邪魔をする。

英語の準拠教材で今、俺がいいと思っているテキストの1つは「必修テキスト」だ。これは教科書内容を基礎から勉強するには最適で、内容も易しく、優しい。教科書の引用率も高く、英語ギライが一気に得点アップさせるにはいい。ただ、熟語の問題のすぐ下に、教科書本文の問題があるのだが、思い切り熟語問題の空欄と、本文がダブっていて、お互いを見ればお互いの問題が解けてしまうという編集上のミスが(笑)。まあ、それはご愛嬌。10年前にあった「練成ワーク」のような使いやすさだ。なお、「練成ワーク」は現在「iワーク」という名前に変わっている。
もう1つ準拠教材で俺の一押しは「栄光ワーク英語」である。これは教科書の引用率は低いのだが、さすが母体が塾というだけあって、出題の仕方が憎く、渋い。そして、細かい。俺が普段、授業で膨らますような書き換え問題を聞いてきたりする。育伸社もそうだが、塾が母体のテキストは内容が安定していていい。

今、全教科を指導するようになり、テキスト選びにはさらに気を遣っている。「ヤンチャなテキスト」が好きだ。教える側の「使いやすさ」というものに迎合しない骨太なものがいい。

現在、英語と数学は準拠モノ、標準モノ、各1冊ずつ、合計2冊ずつ持たせているのだが、たとえば今なら数学の「実力練成」がいい。同じ文理の「ウィンパス」の姉妹品だが、これがまたヤンチャで、例題の後の問題でもその辺の易しめの問題集の「発展問題」レベルはある。しかも誤植も結構ある(笑)。英語と国語もうちは「実力練成」を使っている。その他、数学では育伸社の名作「シリウス」もいい。昔は関数に強いが図形が弱いなどと言われていたが、最近は図形の問題も充実している。こうやってテキスト内容も年々変わっているので目が離せない。

市販の参考書も同様で、中学参考書なら数研出版の「チャート式」が良かったのに(特に理科は素晴らしかった)、今はすっかり体裁も内容も変わり果てた。もしかしたら当時のブレインが挙って、文英堂の「くわしい〜」に流れたのではないかと想像してしまうほどだ。

最近の発見では、以前、猫ギター先生が推薦されていた「実戦問題集」をあのブログを読んですぐに取り寄せた。先生の仰るとおり「気合」を感じさせる問題集で、1発で気に入ってしまった。来年度は理科と社会のテキストは一部再考しようと考えていたところだったので、本当にありがたい。

「ウィニング」は相変わらずどの教科もバランスが取れていい。昔の「新中問」のように進学塾テキストの定番になっている。

他には・・キリがないのでこの辺で(笑)。
ロカビリー * 教務のブルース * 18:28 * comments(0) * -

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